いぐみきりんじしまい

居組麒麟獅子舞

麒麟獅子舞の起源については定かではなですが、江戸時代の初期、鳥取県鳥取市の樗谿神社に日光東照宮を象徴する麒麟を頭にした麒麟獅子舞を、因幡東照宮の奉納芸能として舞ったのが始まりとされています。いつの頃からか、鳥取に広まった麒麟獅子舞が但馬にも伝えられたのではないかと言われていますが、それを示す資料は残っていません。現在の保存分布は、鳥取県東部地域から新温泉町、香美町のみで、本州のほかの地域では見ることができません。 麒麟獅子舞の麒麟は空想上の動物で、大きな口と鼻の穴、目の上に太いまゆ、立った耳、そして金色の一本角とユーモラスな表情をしています。背の中央に黒のビロードを縫い合わせた真赤な胴幕を着用し、お囃子のリズムに合わせて舞い踊ります。それぞれに舞い方、囃子のリズムなどが微妙に異なります。子どもの頭を獅子頭に噛んでもらうと、健康に育つと言われています。
名称 居組麒麟獅子舞
ところ 新温泉町居組 大歳神社
文化財指定 国指定重要無形民俗文化財/県指定無形民俗文化財
開催日 10月9日
保存会名称 居組麒麟獅子舞保存会
連絡先 新温泉町教育委員会 浜坂先人記念館・以命亭
Tel 0796-82-4490

居組麒麟獅子舞の地域

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