みやかぐら
宮神楽
1647年(正保4)、宮地区にある円明寺の石垣築造の際に、尾張(愛知県)からやってきた石工によって、伝授されたものと言われます。静かに神前に奉納する質素な演技が特徴。ゆったりとした舞いは、軽快に飛び跳ねる勇壮な神楽獅子舞とは一線を画しています。舞いには、「幕切り」から「昇殿の舞」まで7種類あり、約3時間かけて踊ります。順を追って舞いの難易度が高くなる構成で、最後の舞いになるほどベテランが努めます。獅子の舞いには、獅子頭とその胴体を表す覆布の中で、2人の演者が手を広げて布をささえながら、素朴に舞い納める三頭舞や、爽やかな鈴の音を鳴らしながら、女性らしい舞いをみせる一頭舞と様々。舞い手が多い時には、2組の獅子に分かれて、組みあわせを行うこともあります。
名称 | 宮神楽 |
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ところ | 朝来市和田山町宮 石部神社 |
文化財指定 | 市指定無形民俗文化財 |
開催日 | 10月第3日曜日 |
保存会名称 | 宮神楽保存会 |
連絡先 |
朝来市教育委員会 社会教育課 Tel 079-677-2116 |